HSBC 香港の口座について、私が開設したころは口座維持手数料が必要でしたが、2019年8月に口座については維持手数料が無料となり扱いやすくなっていました。 ところが、今年2026年になって口座維持手数料が復活したという話を聞いたので、調べてみました。
ことで大きな話題を呼びましたが、2026年1月より、非居住者に対する運用ルールが厳格化されました。
これから口座開設を検討している方、すでに口座をお持ちの方に向けて、最新の手数料事情を詳しく解説します。
HSBC Oneは条件付で口座維持手数料が必要に
まずは、公式の資料を見てみます。
2026年1月1日版の Bank Tariff guide の14ページに、口座維持手数料についての記載があります。

これによると、 香港非居住者を対象として2026年1月1日以降に開設した HSBC One 口座に対して、100 HKD/月の口座維持手数料が徴収されるようです。 残高 10,000 HKD 以上(約20万円)で免除されるので、これくらいならまあ大丈夫かなーという印象です。
| 対象者 | 月額手数料 | 手数料を無料にする条件 |
|---|---|---|
| 香港ID(HKID)保持者 | 無料 | 特になし |
| 2025年末までに開設済みの非居住者 | 無料 | 現時点では免除 |
| 2026年1月以降に新規開設する非居住者 | 100 HKD | 10,000HKD以上の残高維持 |
2025年以前に開設した口座は引き続き口座維持手数料は発生しませんが、今後変更になる可能性もありそうです。
なぜ手数料ルールが変わったのか?
なぜルール変更が行われたのかを、Gemini に聞いてみました。
背景には、世界的なマネーロンダリング対策(AML)の強化があります。 香港外に居住する顧客の口座管理コスト(コンプライアンス維持費)が増大しており、銀行側が「一定以上の資産を預ける優良顧客」にターゲットを絞り始めたことが要因と考えられます。
ということだそうです。 確かに、非居住者は口座の活用度も低いでしょうし、HSBC 香港の立場から見ると利益を生み出しにくいんだろうなーと思います。
私は少なくとも毎年香港を訪れるので、HSBC 香港の口座は重宝しています。 今の状況であれば、このまま口座を維持していこうと思いますが、今後の動向には注意したいと思います。