3月17日に、HSBC 香港から以下のようなメールが届きました。
2023年3月20日から HKIDR が施行されるので、それまでに同意書を提出しないと香港株の売買ができなくなるとのこと。
現時点で香港株を保有しているので、売買できなくなると困ったことになりそう。
ということで、素直に対応してみることにしました。
HKIDR とは?
HSBC 香港のサイトに説明が書かれていました。
HKIDR は「Hong Kong Invester Idientification Regme」の略で、香港の投資家識別制度だそうです。
同意書の提出方法
同意書の提出手続きの方法は、上記の説明ページに丁寧に書かれていました。
パソコンと HSBC 香港のモバイルアプリで手続きができますが、身分証明書の写真を撮影して送る必要があるので、モバイルアプリのほうがやりやすいと思います。
私が手続きした時の流れを簡単にメモしておきます。
モバイルアプリでの操作方法
モバイルアプリから、適当な香港株の売買画面へ進む。
まずは、同意を求められます。
自分の名前が表示されていることを確認して、「Next」で次へ。
次に HKID を持っているか聞かれます。
私は香港の居住者ではないので、持っていません。
「No」で次へ進みます。
続いて National ID を持っているか聞かれます。
日本人の場合、National ID が何に相当するのか分かりませんが、マイナンバーかパスポート番号になるのかなと思います。
「Yes」で次へ進みます。
National ID の入力などを求められますので、必要な情報を入力します。
入力が終わったら「Continue」で次に進みます。
入力した内容が表示されますので、内容に間違いがなければ「Confirm」で次へ進みます。
National ID の写真を求められます。
私はマイナンバーカードを撮影して登録しました。
まずは表面から。
続いて、裏面。
提出が成功したらOKです。
まとめ
HSBC 香港で投資口座を持っている場合は、HKIDR の同意書を提出しておかないと香港株の売買ができなくなります。
内容を読む限りでは、同意書を提出しなくても、すでに保有している株式が強制的に売却されたりすることはなさそうです。
ただ、売りたくても売れない、という状況になると思うので、手続きはしておいたほうが良いと思います。
米国株には影響はないのかなと思いますが、正確なところは分かりません。
今回の手続きで求められた身分証明書の ID と写真なのですが、HSBC 香港の口座を開設したときに提示したパスポートは新型コロナのこともあり更新しておらず有効期限が切れています。
ひとまずマイナンバーカードの番号と写真を送っておきましたが、どうなるかな。。。
追加の情報が必要な場合はSMSかメールで連絡があるそうなので、ひとまず待ってみます。
何か連絡があれば、またレポートしようと思います。