SBI証券の「投信マイレージサービス」は、投資信託の積み立てと相性抜群

私は、投資信託の毎月積み立て購入でSBI証券を利用しています。
その理由は、ノーロード商品の取り扱いが多いからなのですが、それ以外に「投信マイレージサービス」と呼ばれるサービスが提供されていることも大きな理由の一つです。
今回は、SBI証券の「投信マイレージサービス」について、まとめてみます。

投信マイレージサービス とは

SBI証券が提供する「投信マイレージサービス」は、投資信託保有額に応じて毎月ポイントが付与され、貯まったポイントは商品や他社のポイント・マイルに交換することができるお得なサービスです。

これまで、低コストなノーロード投資信託は、投信マイレージサービスのポイント付与対象外にだったのですが、2017年2月のリニューアルされてからは、原則すべての投資信託がポイント付与の対象となり、使い勝手が大きく向上しました。

ポイント付与率

基本は、投資信託の月間平均保有金額に対して、0.1%(年率) のポイントが付与されます。
月間平均保有金額が1,000万円を超えると、ポイント付与率は 0.2%(年率) にアップします。

なお、一部、SBI証券指定の投資信託は、ポイント付与率が0.05%(年率) となります。
対象となる投資信託のリストは、以下にあります。主要な低コストノーロード投資信託は、0.05%(年率) になります。
http://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/pop6040_fundmileage.html

月間平均保有金額1,000円以上1,000万円未満SBI証券指定銘柄
ポイント付与率0.2%0.1%0.05%

このサービスの説明ページをパッと見たときに、毎月 0.1%分のポイントがもらえる!!! と勘違いしたのですが、あくまでもポイント付与率は年率ですのでご注意ください。
月間平均保有金額が 100万円 だった場合に付与されるポイントは、年間1,000ポイント(指定銘柄の場合は500ポイント)となります。
月間平均保有金額が 1,000万円 の場合は、年間20,000ポイント(指定銘柄の場合は 5,000ポイント) となります。

ポイントの有効期限

ポイントの有効期限は、年毎に2年間繰り越しされ、4年目に入ったところで1年目のポイントが無効となります。
文字にするとややこしいので、SBI証券の説明を引用しましょう。

ポイントの利用方法

貯めたポイントは、SBIポイントで利用することができます。

商品への交換だけではなく、現金交換や他のポイントに移行することもできます。
商品への交換は還元率があまりよくないため、現金交換かポイント移行がおすすめです。

SBIポイントについては、また別でまとめようと思います。

まとめ

投信マイレージサービスは、投資信託を毎月積み立てていくだけで、自然にポイントが貯まっていくお得なサービスです。
投資信託保有金額が大きくなるとそれなりのポイントが貯まりますので、貯まったポイントを現金交換してさらに投資信託を買い増すといったことができます。

SBI証券以外にも、マネックス証券楽天証券も同様のサービスを提供していますが、現金交換が可能なのはSBI証券の投信マイレージサービスのみとなります。

ポイントの還元率は微々たるものではありますが、塵も積もればなんとやら。
無料のサービスですので、証券会社選びの際のメリットの1つと考えるとお得だと思います。