確定拠出年金の個人型と企業型の違いメモ

現在勤めている会社で企業型確定拠出年金が利用できるようになりました。
これまで、個人型確定拠出年金(iDeCo)を利用して私的年金を拠出していましたが、個人型との併用を認めていないようなので、移管手続きを行うことになりました。

で、移管手続きを進める中で、個人型と企業型でどういった違いがあるのかが気になったので、確認した内容をメモしておきます。

拠出限度額

個人型と企業型で、拠出限度額は以下のように変わりました。

確定拠出年金拠出限度額
個人型12,000円
企業型27,500円

勤めている会社は、確定給付型企業年金の制度があるため、確定拠出年金の拠出限度額は「27,500円」となります。
これまでの個人型を比べると、2倍以上の金額を拠出できるようになります。
これはいいですね。

口座管理手数料

個人型では、各個人が口座管理手数料を負担する必要がありました。
金額としては年間2,000~3,000円程度です。

これに対して、企業型は企業負担になっていましたので、個人が負担する口座管理手数料は無料となります。

これもうれしい限りです。できるだけ手数料は負担したくないですからね。

取り扱い商品

個人型は、口座を開設した証券会社が用意している金融商品の中から選ぶ形になります。
企業型も同じように、いくつか用意された金融商品の中から選ぶ形になっています。

どちらがいい商品を扱っているかは一概に言いづらいですが、ざっと調べたところ個人型のほうがいい商品(手数料の低い商品)が多いように感じました。
iDeCoのほうが競争原理が働きやすいのかもしれませんね。

簡単な内容ですが、以上となります。
拠出限度額が増えるのは、とにかく嬉しいですね。もちろん限度額いっぱいまで拠出するつもりです。

ちなみに、個人型確定拠出年金は、楽天証券の口座を使っていました。
楽天証券は、口座管理手数料が最安値の1社となりますので、おすすめです。