HSBC香港が発行している Mastercard Debit Card が手元に届いたので、どういったサービスが受けられるのか簡単にまとめてみました。
Mastercard Debit Card
いわゆるデビットカードです。
日本では J-Debit というものがありこれは日本国内限定のサービスとなりますが、HSBC香港の Mastercard Debit Card は国際デビットカードになりますので、香港だけでなく日本も含めた世界で利用することができます。
発行手数料や年会費などは一切不要で、申し込みさえすれば香港市民でなくても簡単に発行してもらえます。
HSBC 香港の Mastercard Debit Card を申し込んでみました。 (pomme-verte.net)
HSBC 香港の Mastercard Debit Card が届きました。 (pomme-verte.net)
特徴
HSBC香港の Mastercard デビットカードの特徴は、大きく4つです。
以下のページに書かれている内容などをまとめてみます。
主要通貨を簡単に利用
店舗やオンラインでの買い物の支払いや、ATMで現金を引き出す際に、対応する通貨の口座残高を直接利用できます。
対応通貨は HKD, USD, GBP, JPY, RMB, EUR, THB, AUD, NZD, SGD, CAD and CHF の12通貨です。
HSBC香港のマルチカレンシー口座のすべての通貨ですね。
例えば、日本国内でATMから日本円を引き出す場合を考えてみます。
デビットカードだと、JPY口座の残高から直接引き出されます。JPY口座の残高が足りない場合は、HKD口座からJPYへ両替されて引き出されます。
これに対して、キャッシュカードだと、HKD口座の残高から、JPYに両替されて引き出されます。
JPY口座に残高があっても、そこから引き出すわけではありません。
対応通貨に残高がない場合はなキャッシュカードとの違いはありませんが、レートの良いときにHKDから各種通貨に両替しておくようにすれば、為替の影響を軽減できそうですね。
手数料ゼロ
香港域内・海外を問わず、買い物の支払いに手数料は発生しません。
日本のデビットカードでも、日本国内での買い物であれば手数料は発生しませんが、海外での買い物には手数料が発生するものが多いので、HSBC香港のデビットカードのほうがお得といえますね。
世界中で自由に現金を引き出せる
HSBCグループのATMから現金を引き出す際は、世界のどこでも手数料はかかりません。
海外旅行などで現金を引き出す際に、手数料を節約できるのは嬉しいですね。
HSBCグループ以外のATMを使用する場合は、所定の手数料が必要なので注意が必要です。
キャッシュバック
対象となる支払いに対して、0.4% のキャッシュバックが受けられます。
日本のデビットカードでもポイント還元があったりしますので、それと同じような感じですね。
0.4% という還元率は、まあそれなりなのかな、と思います。
まとめ
日本国内で発行されている 国際デビットカード と比べて、特別メリットに感じる部分はないかもしれませんが、HSBC香港の口座を有効活用するための1つの手段としてとても有効だと思いました。
カード発行も無料でできますし、とりあえず申し込んでおく、とい感じでいいのではないでしょうか。