※2022年02月05日
誤記修正を含めて、最新情報へ更新しました
HSBC香港で米国株を売買するときの手数料を調べてみましたので、簡単にまとめてみます。
公式情報が以下のページにあります。
HSBC香港の手数料
公式情報をざっと抜粋すると、以下の通りです。
売買方法 項目 手数料 Internet / Mobile 1,000株まで USD18 / 取引 1,000株を超える部分 USD0.015 / 株 電話 1,000株まで USD38 / 取引 1,000株を超える部分 USD0.015 / 株 その他手数料 米国証券取引委員会手数料
(売却時のみ)約定代金の0.00221% フランス金融取引税(FTT)
(フランス企業のADR購入時のみ)約定代金の0.3% イタリア金融取引税(IFTT)
(イタリア企業のADR購入時のみ)約定代金の0.10% 口座維持料 USD5 /月
(2022年6月30日まで免除)リアルタイム株価 99,999quotesまで無料
100,000以降は0.1HKD/quote
日本国内の証券会社との比較
日本国内のオンライン証券会社の手数料と比べてみると、以下のようになりました。
項目 HSBC香港 SBI証券 マネックス証券 楽天証券 取扱銘柄 全銘柄? 約1,350 約3,000 約1,370 手数料 1,000株まで:USD18
1,000株以上部分:USD0.015/株約定代金の0.495%
下限USD0/上限USD22約定代金の0.495%
下限USD0/上限USD22約定代金の0.495%
下限USD0/上限USD22口座維持料 USD5/月
(2022年6月30日まで免除)なし なし なし 株価データ 99,999quotesまで無料
100,000以降は0.1HKD/quote330円/月
※売買の約定が1回以上で無料残高あり:無料
残高なし:20分遅延1,080円/月
過去1ヶ月に米国株式の手数料発生で無料
通常は15分遅延
国内証券会社の手数料は完全に横並びになっています。
3社ともに、約定代金の 0.45%、下限USD 0 ~ 上限USD 22 となりました。
約定代金が 4,000~4,444ドルの範囲に収まり、かつ1000株未満の取引の場合は、HSBC香港HSBC香港の手数料が安くなります。
ただ、安いと言っても 2ドル の差なので、基本的には国内オンライン証券会社を利用するほうがいいと思います。
まとめ
HSBC香港を使った米国株の売買は、手数料的には国内のオンライン証券を比べると不利です。
取扱銘柄はおそらくNYSEやNASDAQの全銘柄だと思いますので、この点は有利です。
ただ、マネックス証券で主要な銘柄はだいたい取り扱っているため、ほとんどの場合はHSBC香港を利用する理由はないと思います。
手数料だけでみると、HSBC香港にいいとこなし、という感じです。
1つメリットになりそうなのは、配当金を自動再投資することができる機能がある(らしい)という点でしょうか。
自動再投資の場合は売買手数料が発生しないようなので、複利効果を享受しやすくなります。
この機能については、別途調べてまとめてみようと思います。